神は死んだ。哲学、宗教、スピリチュアル | オンラインで瞑想を通して心の余白をつくる贅沢なひとときをご提供

神を信じていますか？

ってか神って何？

人知を超えた存在。

キリスト教でいうと、キリスト。

ヨガでいうと、クリシュナ。

七福神、ヤハウェイ、ゼウス。

神様って、死ぬほどいっぱいいる。

人知を超えた存在ってことは、

宇宙や自然の摂理や、

幽霊やご先祖様はどうなの？

神様ってどんなイメージ？

守ってくれる？

願いを叶えてくれる？

日本人は無宗教者が多くて、

神様を信じていない傾向があるけど、

ご先祖様に手を合わせたり、

神社に行ったり、

実は、

目に見えない何かを

受け入れていて、

一番自然に

神様を感じている人種

なんじゃないかって思うことがある。

この神という存在は、

ただの概念であって、

人それぞれが、

分かりやすい形として

作り上げているもの。

スピリチュアル的に言うと、

高次の自分、ハイヤーセルフ

高次意識、集合意識、ワンネス。

量子力学的に言うと、

高い波動、高い振動数を持つエネルギー。

そして、

私が一番しっくりくる

哲学的に言うと、

何もない。

＝神は死んだ。

ニーチェの言っている、神は死んだ。

とは意味が違うけど、

人知を超えたもの（神）

があると考える、

何か高いものがあると考えると、

自分というものが

低いものとして固定される。

自分と神を分けて考えるから、

何か今よりも良くならないと、

悪いことが起きているから、

助けてもらわないとって思う。

で、この何もない。

っていうのは、

自然に、空間に溶け込むイメージ。

日本人の辛いことがあっても

ひたむきに通り過ぎるのを

ただ待ったり、

わびさびとか、間とか、

そのまんまを好む。

何もない。を受け入れる。

この感覚、

自分と神は分かれていない感覚が

一番わかっているのは

日本人なんじゃないかなと。

私は、

仏教形態のマインドフルネス瞑想を

教えているんだけど、

仏教って、

実は神の概念がないの。

仏教とは、

古の科学で、心理学で、哲学なの。

日本に仏教が入ってきた時に

神教と混じっちゃったから

ややこしくなってるけど、

実は、神はいない。

ただあるのは今だけ。

自分という固定されたものもない。

そして、

このマインドフルネス瞑想を

続けていると、

何もない。

自分もない。

今がある。

このニュアンスが体感として

腑に落ちてくる。

この何もない。

がわかってくると、

今この瞬間に、

何の問題もないことが

分かってくる。

怒りや悲しみや痛み。

戦争やコロナウィルスや災害。

今があるだけで、

何か固定されたものはない。